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  • 執筆者の写真nanakairo

なぜ落ち込むと「ため息」をつくの?ため息の役割とは?

更新日:2020年8月14日


こんにちは。東京千代田区飯田橋にある、首と頸椎専門ナナカイロ整体院の石川です。

温泉が恋しい季節になりましたね。

冷え切った身体に染み渡る温かい温泉、入った瞬間に「はぁ~…」とため息が漏れますね。

そこで私、そんな「ため息」に疑問を持ちました。

そもそも、ため息とは一体何なのでしょう?


一般的に、ため息にはマイナスのイメージが強いですよね。

昔は、「ため息をつくと幸せが逃げる」なんて言われてきました。

落ち込んだ時、悲しい時、イライラした時などに出るイメージが浮かぶと思います。


実は、そんな時に出るため息には、乱れた自律神経を正そうとする役割があるのです。

人は、負の感情を持つと、交感神経が優位になり、身体は興奮状態になります。興奮状態になると、呼吸は浅く早くなりがちです。

それを、人間は、無意識のうちに深い呼吸をすることで、リラックスモードである副交感神経を優位にさせようとするのです。


人間の身体の、自然な防衛反応のようなものだとお考えください。


よく、怒って怒鳴っている人に、「とにかく落ち着いて!深呼吸して!」と言う場面がありますよね。

それも、呼吸を深くさせることで、興奮状態からリラックスさせようとしているのです。


つまり、ため息=身体をリラックスさせるための深い呼吸、という事ですね。

ため息は決して、悪い行動ではないのです!


ちなみに、仕事終わりや温泉に入った時、マッサージ後などのゆったりした時にもため息って出ますよね。それらも、副交感神経が優位になり、リラックスしている証拠です。


疲れた身体で湯船に浸かり、家族にマッサージされながら寝落ちする…

考えるだけでも至福の時間ですね!


時間に追われ、気の張りつめた生活をしているみなさん、たまには時間を忘れて、たくさんため息をつけるような、ゆったりとした休日を過ごしてみてはいかがでしょうか?








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