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  • 執筆者の写真nanakairo

マスクによる心と呼吸への悪影響

こんにちは。東京飯田橋にある、首と頚椎専門ナナカイロ整体院の石川です。


毎日毎日、家でもマスク、外でもマスク。テレビをつければ暗いニュースばかり。なんだかうんざりしてきますよね…。

在宅ワークになり、日常生活が一変したことで、普段とは違うストレスなどに悩まされる方も多いでしょう。中でも、最近疲れやすくなった。眠れなくなった。気分が落ち込み気味になった。イライラする。そんなあなた、もしかしたら、日頃つけているマスクが原因になっているかもしれません!


みなさんは、自律神経というものをご存知でしょうか?

簡単に言うと、人間の身体を、活動モードとリラックスモードに切り替える、スイッチのようなものです。

普通、人間は朝起きると、仕事や学校などで活動モードになり、夜はリラックスモードになって眠くなりますよね。これらのスイッチは、人間が自分の意志で切り替えることはなかなかできません。


しかし、そのスイッチを切り替えるように促すことのできる行動が、ズバリ、「呼吸」なのです。


イメージしてみましょう。あなたが仕事で重大なミスをしてしまったことに気づきました。その時、心は焦り、呼吸は自然と浅く早くなり心臓がドキドキと高鳴りますよね。

では、そのミスが、ただの勘違いであることに気づいたら?

「あ~よかった~!」「ふぅ~!」と、ため息のような、長く深い呼吸に変わりませんか?


そう、このように、呼吸は、人間のメンタル面と深い関係があるのです。

試験前や、発表会の前に、深呼吸して落ち着かせる場面がよくありますが、それも理にかなっている行動なのですね。


しかし、最近になって、もはやつけるのが当たり前になってしまったマスク。

当然ですが、マスクをすると、普段より吸い込む酸素の量が減ってしまい、呼吸は浅く早くなりがちですよね。


すると身体は、自然に活動モードが続き、なかなかリラックスできない状態になってしまいます。それが夜まで続いてしまい、結果的に不眠に繋がってしまうのですね。

そして、身体だけでなく、精神的にも、焦り、イライラ、悲しみ、不安などの、負の感情が蓄積されてしまいます。

普段はそんなに気にならない事でも、怒りを感じたり、落ち込んでしまったり、泣いてしまったり。

そんな時は、一度、何も考えず大きく深呼吸しましょう。休憩時間やお風呂の時間、寝る前でもいいですね。


深呼吸をしばらく続けてみるだけで、心のモヤモヤは少し楽になりますよ。

どんな人間でも、リラックスできる時間というものは絶対に必要です。

感染予防も大事ですが、時々はマスクを外して、新鮮な空気を取り入れる事も大事だと思います。


最近では、某人気少年漫画でも注目されている呼吸ですが、武道や格闘技の世界でも、呼吸は武器にもなり、弱点にもなりえるほど、とても大事なものなのです。


みなさんも、呼吸に注目して生活してみると、なにか気づくことがあるかもしれませんよ。


また、首や頚椎の調整も呼吸の改善に有効ですので、もし呼吸が浅いが中々改善しないという方は一度ご相談下さいね。


苦しい時期ですが、コロナに負けず、みんなでがんばりましょうね!


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