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  • 執筆者の写真nanakairo

花粉症と肩コリの関係


こんにちは。東京千代田区飯田橋にある、首と頸椎専門ナナカイロ整体院の服部です。


今回は、「花粉症と肩コリの関係」についてお話ししていこうと思います。


皆さんは、何かしらの花粉症はお持ちでしょうか?


現在、日本では4人に1人が花粉症というデータが出ており、都内では2人に1人は花粉症と言われています。

まず、花粉症とは、スギやヒノキ、ブタクサなどの植物の花粉が原因で生じるアレルギー症状を「花粉症」と呼びます。花粉症は、風邪などと違い、蓄積量が超えてしまうと発症してしまうため、一度発症してしまうと完治は難しいと言われています。主な花粉症の症状はくしゃみや鼻水、鼻づまり、目の痒さなどがあります。しかし、人によっては、身体がだるい、熱っぽい、集中力がもたないなどの全身症状が現れる場合もあります。


なぜ、アレルギー疾患にも関わらず、全身症状が現れる方がいらっしゃると思いますか?

その原因の1つとして考えられるのが、一時的に猫背などの姿勢が強くなってしまい、その影響により首、肩コリが悪化する為なのではないかと考えられます。


まず、くしゃみは、骨が弱くなっているご高齢の方は、肋骨が折れてしまうほどのエネルギーが発生します。一日何回もくしゃみをしていると、このエネルギーにより背中の筋肉が急激に緊張し、猫背が強くなってしまいます。猫背が強くなると、慢性的な肩コリを生み出してしまい、その影響が首に伝わり、首コリも発症しやすくなってしまいます。


鼻水、鼻詰まりの場合は、鼻水が垂れてこないよう鼻をすすったり、鼻詰まりを解消するために鼻をかんだりしますよね。これにより、鼻の周りの筋肉やその周辺の顔の筋肉の緊張が強くなり、顔や頭と密接な関係にある首に負担がかかりやすくなってしまうのです。


また、自律神経と呼ばれる、人間が活動する上で非常に重要な神経の束が、首(頚椎)と背中(胸椎)の間に存在します。この自律神経は、日中活動する際に作用する交感神経と、就寝している時に作用する副交感神経と呼ばれるものに分類できます。しかし、頚椎と胸椎に負担がかかり、首コリや肩コリが悪化すると、この交感神経と副交感神経のバランスが乱れてしまい、寝つきが悪くなったり、途中で目が覚めてしまったりと言った症状も出てきてしまいます。


このように、短期間で首や背中に負担がかかり、首肩コリが悪化すると、自律神経のバランスが乱れたり、脳への血流が滞ってしまうため、熱っぽくなったり、集中力が低下するといった全身症状が出てしまうのです。


私自身、スギとヒノキの花粉症がかなり酷く、年によって異なりますが、全身に症状が出る時があります。しかし、花粉症の時に首や背中を矯正してもらうだけで、症状が緩和し、日常生活が楽に過ごせるようになりました。


花粉症の時期になると、体が重く集中力の低下が気になる方、一度当院にご相談下さい。


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