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  • 執筆者の写真nanakairo

肩こりと日本人

更新日:2020年7月28日


こんにちは。東京飯田橋にある、首と頚椎専門ナナカイロ整体院の望月です。


突然ですが、皆さん肩コリありますか?


多くの人は「当然!」と自信を持ってお答えになるかと思います。

今や、国民8割以上の人達が、この肩コリに悩まされていると言います。

日本ではこんなにも身近な「肩コリ」ですが、実は欧米人に「肩コリ」といってもなかなか通じないんです・・・


肩コリを英語で表記すると「stiff shoulder」(硬くなった 肩)となりますが、この言葉が外国では通じません。同じような症状を訴えるのは「stiff neck」(硬くなった 首)です。つまり首コリですね。これは欧米人と日本人の肩についての認識の違いです。


肩コリの皆さん、肩コリでお辛い箇所はお身体のどのあたりになりますか?

人によって様々かと思いますが、多くの方は首から肩関節にかけての部分や首から肩甲骨の内側辺りの背中周り一帯を指すかと思います。


しかし、それこそ欧米での肩は肩関節部分のみを指します。

つまり、首から肩にかけての部分が硬くなったら「stiff neck」(硬くなった 首)、肩甲骨の内側の背面が硬い時は「stiff upper back」(硬くなった 上の方 背中)と表現するんですね。


肩コリと言っても日本人が非常に幅広い部分を肩として認識している事がわかりますね。


そんな現代社会を生きる日本人の肩コリには3つの原因が挙げられます。


1.運動不足

2.不良姿勢

3.ストレス



日本人はよく働きすぎと言われます。運動をしようと思ってもお仕事が忙しくてなかなか・・・という方も多いのではないでしょうか。特に現役世代の皆さんは「運動不足」に陥りがちです。

運動不足になると、肩周りの筋肉が活動する機会がなくなります。さらに、パソコンやスマホの普及により画面を凝視する為に、視線や頭が落ちる傾向が強くなります。

常に同一姿勢でいることによって、筋肉が過度に緊張状態となり、固まってしまうのです。まさしく「不良姿勢」を引き起こします。

また、現代は「ストレス」社会と言われます。精神的なストレスは自分の体を守ろうとセンサーが働き、自然と体全体に力が入ってしまいます。そのため、筋肉が過度に緊張状態となり、固まってしまうのです。


肩コリはもはや現代病です。しかも、以前までは中高年になってからの症状と言われていましたが、昨今は若年化も進み、小中学生で肩コリを訴える方も少なくありません。今後の生活でパソコン・スマホが無くなっていくと考えにくい中、より肩コリ症状を訴える方が急増することは否めない事かなと思います。


便利な機器を活用して豊かな生活を送るのは当然の事です。ただ、その機器により自身の健康を害するような事になったら本末転倒です。そのためには、まずは自身の肩コリの原因がどこにあるのかを知って対処していくのが大事なのではないでしょうか。


「肩を並べる」「肩の荷が下りる」「肩を落とす」等々、そういえば日常的に使われる慣用句にも肩にまつわるものが多いですね。それだけ、日本人は、日常生活の中で「肩」を大事にしてきたという事かもしれません。


そんな「肩コリ」を感じずに生活するために。、ご自身の歪みを確認、改善していきましょう。


是非、「肩肘を張らず」にお問合せください。



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