こんにちは!東京千代田区飯田橋にある、首と頚椎専門ナナカイロ整体院の服部です。
今回は、首コリとうつ病との関連性についてお話ししていこうと思います。
皆さんは、首こりとうつ病の関連性についてご存知でしょうか?
まず、うつ病とは、気分が沈んでいる状態が継続することにより、気分の落ち込みといった感情面、意欲や気力がなくなる意欲面、思考力が低下する思考面といった様々な場面で症状が出てくる病気です。
昨今では、うつ病はあまり珍しい病気ではなくなってきており、「心の風邪」とも呼ばれています。しかし、最近の研究で、うつ病は心の病ではなく、「何らかの要因により脳の機能が正常に働かないために引き起こされる病」、との研究結果が発表されました。これにより、うつ病は、心の病気ではなく体の病気というのが明らかになりました。
次に、首こりになりやすい要因についてお話ししていこうと思います。
首の骨(頚椎)の歪み
人間は外部の情報を目で多く仕入れるため、頭部を動かす頚椎は他の背中や腰といった部分より動きがあります。そのため、ほかの箇所よりも歪みやすくなっています。頚椎が歪むと、周辺の筋肉がバランスを崩し、左右異なる負担を強いることで血行が悪くなり、不純物が蓄積することで首コリがおきます。
猫背姿勢の継続
猫背姿勢の継続によって、肩・背中周辺の筋肉が過度に緊張することで、周辺にある血管や神経が圧迫を受けることにより、血行が悪くなり、不純物が蓄積するために首コリができます。
以上に挙げた要因に共通して言えることは、首・肩周りにコリができるため、脳に繋がる血管や神経、特に自律神経に影響を及ぼします。
血管が圧迫されると、脳に酸素が運ばれない為、脳が酸欠状態を引き起こし、本来の働きができなくなってしまいます。
自律神経というのは、交感神経と副交感神経に分けることが出来ます。交感神経は、興奮している時や活発に動いている時に優位になる神経で日中に働く神経です。逆に、副交感神経はリラックスしている時や落ち着いている時に優位になる神経です。この2つの自律神経が、首コリにより乱れてくると、夜なのに交感神経が優位な状態が続き、夜中寝つきが悪くなったり(不眠)、寝ていても途中で目が覚めたり(中途覚醒)といった症状が出てきます。
このような脳の酸欠状態の継続、自律神経の乱れが続くと、感情面、意欲面、思考面に症状が出るようになります。
その為、首こりを放置し続けると、うつ病になりやすくなってしまいます。
ここ最近、首こり、肩こりが酷く気分が優れない方はお気軽ご相談ください。
コメント