こんにちは。東京飯田橋にある首と頚椎専門ナナカイロ整体院です。
最近はだんだんと冬に近づいているような気候ですね。
着るものに困ってしまいます(笑)
突然ですがみなさん、首長族という一族がいるのをご存知ですか?
「首専門整体院」だけに気になって調べてみました!
首長族とは、タイやミャンマーに存在する少数民族で、女性は首が長いほど美しいとされている文化があるようです。
調べると、確かに、一般の人に比べてかなり首が長く見えます。
それに、華やかな民族衣装に金の首輪がよく似合っており、美人な方が多いですね。
ですが、首が伸びることなどあり得るのでしょうか?
彼女たちの首は、一体、どのような変化を遂げてきたのでしょう?
首長族の女性は、5歳になると金色の首輪をはめるようになります。
初めのうちは、少ない数の首輪をアクセサリー感覚でつけるようですね。
そして、年齢を重ねるごとに、首輪の数、つまり長さが増えて行きます。
一度つけた首輪は、お風呂の時も寝る時も、ずーっとつけたまま。自分の本当の首のように扱います。
小さい頃から、首輪で頭を長い間支えている状態なので、首長族の女性は首の筋肉がほとんどありません。
そのため、首輪を外してしまうと頭を支えきれず、首の骨が折れてしまうので、首輪を外すことができないのです。
では、本題に入りましょう。
彼女たちの首は本当に伸びているのか?
答えは「NO」です。
重さ5キロ近くもある首輪を、朝から晩まで何年もつけていると、鎖骨や肋骨、肩が下に下がってきます。つまり、すごいなで肩になっている状態なのです。
それにより、首が伸びているように見えているのですね。
…考えただけでも肩が凝りそうです。
そもそもなぜ、首長族の女性は首輪をするようになったのでしょうか?
明確な理由は解明されていないようですが、動物から身を守るため、他の部族の男性との恋愛を防ぐためなど、様々な説があります。
彼女たちは、自分の首輪やその容姿に誇りを持っているようですが、最近では若者の首輪離れが深刻なようです。
その不便さや、勉強の邪魔になるなどの理由で、途中で首輪を外してしまう若者が多いというのです。
身体や生活の事を考えると、それも当然の結果だとは思いますよね。
しかし長年続く貴重な文化が途絶えてしまうというのも悲しいものです。
首長族の身体に優しい、軽めの首輪が開発されることを祈ります(笑)
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