こんにちは。東京千代田区飯田橋にある、首と頸椎専門ナナカイロ整体院です。
みなさん。近頃、「巻き肩」という言葉を聞く機会が増えて来たと思いませんか?
巻き肩は、猫背、ストレートネックと並んで、現代人に多い不良姿勢です。
「スマホ巻き肩」なんて言葉も出てきました。
では、巻き肩になると身体にどのようなことが起きるのでしょうか?
巻き肩とは、両方の肩が胸より前に出てしまい、さらに内側に巻いたような姿勢です。
前から見ると、肩が内側に入っているため、手の甲が正面を向きます。
すると、本来自由に動きやすい肩甲骨が、前側に引っ張られ、固定されてしまいます。
肩甲骨は、上半身の骨盤のような部位で、肩、首、背中、腕と、たくさんの筋肉が繋がっています。つまり、肩甲骨が動かなくなると、それらすべての部位の血行が悪くなり、筋肉が固まってしまうのです。慢性的な肩コリや、背中の痛みなどの原因になりますね。
さらに、巻肩はひどくなると、胸や肋骨などを圧迫し、呼吸に悪影響を与えます。
肺が十分に膨らまず、浅い呼吸になるため、疲れやすかったり眠れなくなってしまうのです。
そして、女性にとって恐ろしいのは、垂れ胸になりやすいということです。
その上、鎖骨周りにあるリンパ節も滞るため、顔や全身がむくみやすくなります。
巻肩は、猫背とセットで考えられることが多いですが、実際は異なります。
巻肩は肩の変形であり、猫背は背骨の変形です。
背中は真っ直ぐなのに、肩だけ前に出てしまっている人もたくさんいます。
最近なんだか不調を感じているアナタ。
一度、鏡で自分の姿勢を確認してみましょう。
もしかして自分も…と思われたら、是非ご相談ください。
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