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執筆者の写真nanakairo

受験生のストレートネック

更新日:2020年8月14日



こんにちは。東京飯田橋にある、首と頚椎専門ナナカイロ整体院です。


受験生にとって、追い込みの時期になってまいりました。

勉強も大事ですが、自分の身体の事も大事にしてあげていますか?


受験生の天敵と言えば「ストレートネック」です。

今回の記事は、受験を控えるみなさんや親御さんに、読んでいただければと思います。


そもそも、ストレートネックとはどんなモノでしょうか?


人間の首は、7つの骨が積み重なってできています。

その骨は、首にかかる頭の重さや衝撃を和らげるため、横から見ると自然なカーブを描いています。そのカーブが、クッションのような働きをしている訳ですね。


しかし、前傾姿勢や下を向く時間が長い人は、とんでもない負荷が首にかかってしまいます。

そして、クッションの役割である首のカーブが、負荷に耐えられなくなってしまうと、段々とカーブは失われ、真っ直ぐな形になります。これが字の通り、ストレートネックというものです。


首には筋肉が少ないため、骨が影響を受けやすく、とても歪みやすい構造をしています。

クッションを失ってしまった首は、頭の重さや衝撃を直接受けることになります。

そのため、肩こりや頭痛、めまい。ひどくなると手足のしびれなどの症状が出てくるのです。


ストレートネックは、首の筋肉が弱い子どもや女性、特にデスクワークや、スマホ依存症の人、長時間勉強をする受験生などがなりやすいですね。


頭の重さは、体重の約1/10と言われています。

体重45キロの人は、約4.5キロの頭を、デリケートな首が支えています。


例えば、受験生で、毎日10時間ほど勉強しているとします。

みなさんも、疲れてくると背中は丸まり、前傾姿勢になりますよね。

前に出る首の角度によって、頭の重さは何倍にも増えます。

つまり4.5キロの頭が、角度によって20~30キロになることもあるのです。


そんな状態を毎日、何時間も続けていたら、例えいい学校に入れたとしても、学校生活と共に辛い症状が待っていますよ。


小さい頃に、頬杖をつきながら勉強して怒られた経験、あると思います。

ですが、その行動は、子供が本能的に首を守ろうとしている現れです。


見た目は行儀が悪いですが、胸と机の間にクッションなどを入れて、頭の重さをクッションに預けながら勉強する、というのもおススメです。

もちろん、その状態をずっと続けるのは身体に良くないので、1時間に1度くらいは立ち上がり、軽く身体を動かしましょう。


勉強は一瞬ですが、身体は一生付き合うものです。

いくら頑張って勉強しても、体調を崩してしまっては全力を尽くせません。

親御さんも、お子様の成績や点数だけでなく、体調にも気を遣ってあげてください。


親子で力を合わせて、お受験が上手くいくことを祈っております。











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