こんにちは。東京飯田橋にある、首と頚椎専門ナナカイロ整体院です。
受験生にとって、追い込みの時期になってまいりました。
勉強も大事ですが、自分の身体の事も大事にしてあげていますか?
受験生の天敵と言えば「ストレートネック」です。
今回の記事は、受験を控えるみなさんや親御さんに、読んでいただければと思います。
そもそも、ストレートネックとはどんなモノでしょうか?
人間の首は、7つの骨が積み重なってできています。
その骨は、首にかかる頭の重さや衝撃を和らげるため、横から見ると自然なカーブを描いています。そのカーブが、クッションのような働きをしている訳ですね。
しかし、前傾姿勢や下を向く時間が長い人は、とんでもない負荷が首にかかってしまいます。
そして、クッションの役割である首のカーブが、負荷に耐えられなくなってしまうと、段々とカーブは失われ、真っ直ぐな形になります。これが字の通り、ストレートネックというものです。
首には筋肉が少ないため、骨が影響を受けやすく、とても歪みやすい構造をしています。
クッションを失ってしまった首は、頭の重さや衝撃を直接受けることになります。
そのため、肩こりや頭痛、めまい。ひどくなると手足のしびれなどの症状が出てくるのです。
ストレートネックは、首の筋肉が弱い子どもや女性、特にデスクワークや、スマホ依存症の人、長時間勉強をする受験生などがなりやすいですね。
頭の重さは、体重の約1/10と言われています。
体重45キロの人は、約4.5キロの頭を、デリケートな首が支えています。
例えば、受験生で、毎日10時間ほど勉強しているとします。
みなさんも、疲れてくると背中は丸まり、前傾姿勢になりますよね。
前に出る首の角度によって、頭の重さは何倍にも増えます。
つまり4.5キロの頭が、角度によって20~30キロになることもあるのです。
そんな状態を毎日、何時間も続けていたら、例えいい学校に入れたとしても、学校生活と共に辛い症状が待っていますよ。
小さい頃に、頬杖をつきながら勉強して怒られた経験、あると思います。
ですが、その行動は、子供が本能的に首を守ろうとしている現れです。
見た目は行儀が悪いですが、胸と机の間にクッションなどを入れて、頭の重さをクッションに預けながら勉強する、というのもおススメです。
もちろん、その状態をずっと続けるのは身体に良くないので、1時間に1度くらいは立ち上がり、軽く身体を動かしましょう。
勉強は一瞬ですが、身体は一生付き合うものです。
いくら頑張って勉強しても、体調を崩してしまっては全力を尽くせません。
親御さんも、お子様の成績や点数だけでなく、体調にも気を遣ってあげてください。
親子で力を合わせて、お受験が上手くいくことを祈っております。
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